[闘病記]　私はこの本の著者です。この本を執筆した時は何故この病気になったのか原因が分かりませんでしたが、数年前にやっと分かりました。その文章を本の最後に挟んでおきます。私がこの価格にした理由は…。私は新風舎から自費出版しました。出版費は100万円以上の所が多い様で最終的に碧天舎か新風舎で迷い、新風舎に決めました。しばらくして碧天舎が倒産した事を知り危ない所だったと思いました。新風舎の担当と契約の話をする時に「新風舎は大丈夫ですよねえ」と聞くと「はい多分大丈夫だと思います」と言われ新風舎と契約しました。本が完成した時は苦労が報われた気がしました。しかし無名の本がそう簡単に売れる訳がありません。私は地元県内の全ての書店に営業へ行きました。近隣の岡山兵庫も車で行ける範囲の書店に行きました。新聞社にも本の紹介をお願いしました。広島市京都市もそれぞれ2泊3日で書店を周りました。県外の親戚や知人にも近くの書店に案内を持って行って貰う様に頼みました。東京へも飛行機で行き2泊3日地下鉄を利用し周れる限り営業しました。最終日はふらふらになりながら宿に戻りました。その甲斐あってか2度増刷されました。しばらくして新風舎の担当から手紙が届きこの度退職する事になったと書いてありました。更にしばらくして新風舎から郵便が届きなんと、倒産したとの文面でした。私は愕然とし、とてもショックを受けました。非常に悔しい思いにかられました。あんなに頑張ってきたのに、自分にとっては高額なお金を払ったのに…すぐに新風舎にしどうなるのかと聞きました。何と印税の支払いはできないと言われました。所有している私の本はどうなるのか聞くと、ただでは譲れず買い取って頂く事になると言われ、仕方なく200冊買い取りました。そして車で県内を周り医療福祉関係、図書館、学校等周り多くの方に購入頂きました。また岡山へも出かけて行きました。残るはあと2冊です。この病気になり仕事に付けない事が何年もあり、今は元気ですが中々仕事が決まらずこの先も厳しさは増す一方だと危機感をもっております。余裕のある方にご購入頂けましたら大変ありがたいです。表紙カバーと帯は保管中に汚れてしまいないです。　絵画には高値が付く。書籍にも高値が付いたっていいじゃないか・・・