この複写資料は1938年1月に刊行された映画館における「映写技師のための音響機器講座」と題された、当時映画館で使用されていた音響システムのWESTERN ELECTRICとRCAの機器についての解説と修理方法が簡略に記載されている貴重なものです。
説明には現場で時間的に余裕がない技師のため故障対応できる知識と技能の向上に資するための講座というようにかかれています。
大略1938年以前のフィルムアンプ、メインアンプ、タンガー電源、ネットワーク関連で大部分はWEで、詳細は各インデックスを参照してください。
通常入手できる回路資料と違い、たとえば８６アンプの場合ヒーター・グリット・プレート・カソード回路という具合に各回路別に説明があります。

資料を必要とされている方やご自分でこれらのアンプを修理したいという方に大変参考になると思います。私も自分で91アンプの修理の際、重宝しました。
必ず入札前ご質問ください。
約４８０ページ
多少書き込みがありますがクレーム・返品は受けません。